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postheadericon Bare Bones鏡面化(プロ級編)

Dif-e-Yo Bare Bonesを磨き上げました。
右が磨く前。左が磨いた後です。
全行程をご紹介いたします。

分からない事があればプロに訊け!

中学生の頃から付き合っている友人のF君。車関係のお仕事をしています。 車でアルミと言えばアルミホイールです。彼のパソコンも確かアルミ筐体でした。
きっとアルミに詳しいに違いない。早速電話しました。

『あ〜、もしもし。圓島です。実はかくかくしかじかでアルミヨーを磨きたいんやけど・・・。』
『わかった、今度○×に道具持ってそっち行くけん。たしかコンプレッサーあったろ?』
『道具?いやいや、素人でもできる磨き方無いと〜?それにうちのコンプレッサー小さいけん でかいツールは回せんぜ〜。』
『う〜ん。まーとりあえず行くけん。なんとかなるやろ。』

『いや、これは無理。うちのコンプレッサーじゃ回せん。それに普通の人は、こんなの持ってなかろ〜!手作業でなんとかならんと〜?』
『う〜ん。じゃーまーやってみますか!もしかすると、夕方までかかるかもしれんけど・・・。失敗したら、俺が買っちゃあ。』
『いやいや、そんな買わんでもいいけど、失敗すると〜?』
『さーわからん。いつもはコレ使ってするけん・・・。』

・・・と、なんとも不安な会話の後、作業は始まったのでした。(-_-;

まず、耐水ペーパー(紙ヤスリ)を使ってヨーヨーを磨きます。
1000番→1500番→2000番と粗い目から徐々に細かな目に換えながら磨いてゆきます。

こんな手作業で何時間磨くのだろう・・・?

そんな不安をよそにF君は楽しくヨーヨーを磨いてゆきます。
『最近どうーなん?』
『う〜ん。イマイチやね〜。そう言えば、息子はしゃべるようになったん?』
『うん、だいぶしゃべるよ。』
と世間話も弾みながら作業は進みます。
私は写真を撮るだけです。しゃがんでいたので足が少し痺れました。そして見守る事数十分。

傷だらけです・・・(T_T)
大丈夫かな〜?
本当にピカピカになるのかな〜?

業務用研磨剤

『これで磨くと?』
『う〜ん。』
『それって、その辺で売っとーと?誰でも買えるん?』
『いや、これは業務用やんね〜。』
『それはマズイ。誰でもできる!って事やないと困る。』
『う〜ん。何とかやるやろ。後でホームセンターに行ってみよう。なんかあるやろ。』
『マジ?あるかいな?無なかったらどうするん?』

おいおい、大丈夫かよ〜と思っているとF君はどんどん作業を進めてゆきます。(T_T)
まっ何とかなるだろ。と楽観的に作業を見守ります。

ウエスってご存じですか?丈夫なティッシュペーパー?キッチンタオル?そんな感じの吸水性の良い布や紙です。
そのウエスに研磨剤を付けてヨーヨーを磨いてゆきます。
最初は荒い研磨剤から段々細かいのにして行きます。

F君が言うには、肌着が良いそうです。Tシャツの様な肌着の様な柔らかい布が良いそうです。
今回はホームセンターで購入したキッチンタオルの様な紙製のウエスを使いました。

小さなDif-e-Yoは、F君の手にすっぽり収まり私から見えません。
元々脳天気な私は、F君がヨーヨーを磨いていることはすぐに忘れてしまいます。
あれこれ世間話をしているうちにF君は次から次へ研磨剤を換えて行き、気が付くと・・・




未処理↑


紙ヤスリ↑


研磨剤↑

おいおい、なんか言ってくれ!
ほとんど終わってるじゃないか・・・。

『圓島〜、もう半分は自分でやって見〜。』

・・・だ、そうです。
写真撮ったら事務所丸見えじゃないか!(T_T)

プロ級のまとめ

と言うわけで、プロ級F君があれよあれよと言う間にここまで磨き上げてしまいました。
仕上げをおさらいしてみます。

上の写真を説明します。
まず『銀みがきクロス』。
これで仕上げます。くすんだ銀食器等を磨くクロスだそうです。このクロスでDif-e-Yoがどんどん鏡のようになって行きました。
磨いているとクロスが段々黒くなってきます。アルミニウムが削れてクロスに付着しているのでしょうか?
ホームセンターで売っています。

真ん中の『ピカール金属磨』。
F君は何処かの時点でコレを使っていました。ウエスに染み込ませてヨーヨーを磨いていました。いつ使ったんだろう・・・?
おそらく、紙ヤスリの後だったと思います。
これもホームセンターで売っています。

そして『コンパウンドセット』。
これはF君が持ってきた業務用の代わりとしてホームセンターで買ってきた物です。
鏡面仕上げの三点セットとなっています。
これを使って私が実際に試してみようと思います。
量が少ないだけで業務用と同じ効果があれば良いのですが・・・。

手順

  1. 紙ヤスリで表面を削る
  2. ピカールで磨く(自信なし)
  3. 研磨剤(コンパウンド)で磨く
  4. 銀みがきクロスで磨く
こんな感じです。
時間は、1〜2時間程度です。
途中で昼飯食べたりホームセンターに行ったりしたので、正確な時間は分かりません。
プロ級のF君に指導してもらったので無駄な動作が無く、あっけなく終わってしまいました。
物さえ揃えれば、手作業でも十分鏡面化できます。
F君の仕事で使っているハンマーもピカピカだそうです。(^^;

Bare Bonesの片側は、ホームセンターで買ってきた物を使い、全行程を私1人でやってみます。
タイトルは『Bare Bones鏡面化(素人級)』かな?

最後の仕上げは銀みがきクロスです。磨けば磨くほど鏡面に近くなります。仕事の息抜きにアルミヨーを磨いてみませんか?

注意

Bare Bonesの表面加工は、グラインドトリックのためにつや消し加工が施されています。
鏡面化することでグラインドトリックが難しくなります。

この改造は、テクニックを磨くのを諦めた中年向きの改造です。
若い皆さんは、ヨーヨーではなくテクニックを磨きましょう!

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